部分点をください

いろいろつぶやきます。

部分点が欲しいです。

アベレージヒッターになりたい。

何をやってもアベレージを残しつつ、どでかいホームランも連発できる、トリプルスリー達成時のソフトバンク柳田悠岐のようなプレースタイルの人間になりたいと思っていた。テレビで同選手に憧れを抱いてから早数年、何をやってもアベレージが残せず、かといって一発があるわけでもない、微妙な人間に成り下がってしまった。私はまだ18歳と、まだまだ人生これからではあるが、早くも自分のセンスに絶望しかけている。

 

思い返せば、私は小さな時から何不自由なく暮らしてきた。家の近くにあった私立の幼稚園に通わせてもらい、公立小学校では勉強のできる神童のような扱いを受けながら、なんだか適当に受験したら受かった地元トップの中高一貫進学校に入った。私は苦労を知らない。ゆえにこのセンスを渇望するような、しょうもない未熟さがあるのだと思う。中学校に入っても、宿題もろくにやらずに遊び惚けてばかり。それでも小さなころから要領だけは良かったので何とかなっていた。

「俺はセンスがあって、要領がいいから大丈夫だ。なんだかんだどうにかなる。」

そんな慢心を抱きつつ、そのまま高校生になった。

 

 

 

どうにもならなかった。やることなすこと、ほぼすべてが裏目に出る。運動のセンス、笑いのセンス、勉強のセンス、同級生たちは私が何もしていない間にそれらをすべて身に着け、あっという間に差をつけられてしまった。彼らに勝てることといえば、今や睡眠時間の長さくらいである。

また野球で例えるが、打率.125、ヒットはほとんどポテンヒットという、変な選手が出来上がってしまったのである。

パワプロで言うと、本気サクセスをしようと良いアイテムをたくさん持ち込んだが、”さぼりグセ”が発動しまくって能力が微塵も上がらず、育成を途中であきらめて枕を濡らすような、そんな感じだ。

 

ネクライトーキーというバンドが歌っていたが、「高校生から眠る 僕の才能は 眠ったまま」なのである。

 

 

だからこそ、自分の価値を高めるためにも、匿名ではあるが、ブログを書いてみることにした。いきなり満点、ホームランを狙いに行くのではなく、まずは部分点を狙う、言い換えればバットに当てる練習をしようじゃないか、と。これをもし続けることができれば、経験知が増え、センスや文章力は格段にアップし、自分の価値は高まり、自分に自信が持て、受験にもなんだかんだ合格し、なんかイケメンになって恋人もできることだろう。

 

だからこそ、部分点をください。

このブログでは、気が向いたときに気が向いたことを書こうと思っている。そしてその度に、いろいろな人に見てもらいたい。なんだか思うことが多すぎて、自分一人では処理しきれないのだ。そして読んでくれた人一人一人がいわば採点官となって、私に点をつけてほしい。アンチが生まれても構わない。なぜなら私は今初めて、なりたい”わたし”像に向けて、遠回りではあるが、前を向いてはじめの一歩を踏み出したばかりなのだから。アンチの攻撃で崩れるほどヤワじゃないし、そして何より、そんな人たちにどう思われても自分の選択が正しいと胸を張って堂々と言える、そんな人間になりたいからだ。

これからちょっとの間、ぜひよろしくお願いします。

 

何か思うことがあれば、ぜひ無断転載でも何でもして広めてください、そうしていただけると喜びます。

 

 

 

 

 

意訳:センスが欲しい、そんで好いてくれ